こんにちは、kenichiです。
40代になりましたが、新築一戸建てを建てることを家族と話し合い、複数の住宅メーカーと打ち合わせしながら検討中です。
アイ工務店さんもその中のひとつです。
この記事ではアイ工務店が建てる家の特徴、耐震や断熱、劣化への対策方法からアフターメンテナンスの保証がどうなるのかまで幅広くまとめています。
これから新築注文住宅を検討されたい方や、現在検討中の方にも参考にしていただけたらと思います!
さて、この記事でご紹介する内容は2022年11月~12月の間にアイ工務店の販売営業の方から直接伺った話の内容と、営業の方からいただいたカタログ(2022年6月出版)の記載内容をもとにしています。
アイ工務店ってどんなハウスメーカー?
企業のキャッチコピー
「家族に愛を、住まいにアイを。」をキャッチコピーとしているアイ工務店。
家族の生活をより便利に、快適に、ワクワクできる空間づくりと省エネや災害にも強い丈夫な家づくりをモットーにしています。
家づくりの特徴
実際に展示場のモデルハウスを見学したり現地の営業の方と話をしましたが、自由な間取り設計が可能な故、提案力が高いと感じました。
一人二役以上のスキルを発揮する有能な営業スタッフが対応してくれるので人件費を抑えた低コストな価格になるようです。
主要商品ラインナップ
商品(家)は2種類ありますが、いずれも標準対応で長期優良住宅仕様で住宅性能評価8項目が最高等級になっています。
商品と言ってしまうと、決まったような規格住宅のようにも聞こえますが、そうではありません。
使用する部材・資材や間取りのプランニング、住宅性能を高いものにするというのが標準となっていて、お客様と話し合いをしながら、自由設計に対応してもらえます。
「Ees」イエス ~ Enjoys by ecology with smile ~
Enjoys by ecology with smile ・・・ 笑顔で楽しむエコロジー
Eesの外観例(2022年6月版カタログ内容)
シンプルモダンな外観、アイ工務店が得意とする収納空間のアイデアを詰め込み、標準とする住宅性能最高等級相当を備えた木造住宅がより検討しやすい価格で提供されます。
「Wis」ウィズ ~ The wellness & enjoy life Installation self expression ~
The wellness & enjoy life Installation self expression・・・こだわり(自己表現)を実現して健康的で楽しい生活が出来る住まい
Wisの外観例(2022年6月版カタログ内容)
「Ees」と比較して無垢材の床やアイアン、タイルなどの素材を取り入れたよりナチュラルかつ、風合いを楽しめる家です。長く生活することで素材の味が増していくクラシカルモダンのテイストです。
建物本体費用 坪単価
2022年11月時点になりますが、実際に営業の方に確認したところ、標準仕様であれば坪単価60万円台程とのことでした。
寒冷地の場合の断熱対策や延床が同じ面積でも収納を多くとったりして施工面積が増えると単価が上下します。
ざっくりで計算すると、施工面積が35坪の家であれば、2,200万~2,400万円程でしょうか。
コストパフォーマンスが良い3つの理由
アイ工務店の外観のカッコよさ、間取りの空間や動線の工夫、災害にも強い丈夫な家でありながら、ローコスト~ミドルコストレベルの建坪単価を実現されている理由として以下が考えられます。
①社員の人件費を最小限に抑えている
創業10数年とまだ若いアイ工務店が現在まで急成長している理由として、もともと他社(大手)で活躍するノウハウをもったスキルの高い成熟したスタッフがお客様への提案や見積まで1人2役以上のパフォーマンスを発揮しています。
これにより、人権費の削減につないでいますが、提案の質が良くお客様満足度を高めていっています。
②テレビCMなど広告費を抑えている
販促活動のためカタログ資料などの出版をされていますが、大手ハウスメーカーのようなテレビCMなど大々的な露出を行わず、膨大にかかる広告費用を使っていません。
2021年より二所ノ関親方(第72代横綱 稀勢の里)とパートナーシップ契約しTVCMが公開されています。
③木材などの部資材の調達コストを抑えている
家の建築に必須となる部材の調達ですが、アイ工務店が構築した部資材調達網を活用することで共同購入によるコストダウンを行っています。
経験豊富で真面目な社員さんが多く、お客様の要望を形にしていく中で、創意工夫があり費用対効果の高い提案をしてもらえるのも頼もしく、嬉しいポイントです!
データでみるアイ工務店
※2022年6月時点のカタログ掲載内容です
アイ工務店は2010年に設立して以来、売上、形状利益ともに右肩上がりで目を見張る勢いで成長しています。
東京商工リサーチによる2021年11月調べでは売上100億円以上のハウスメーカーを対象として
2010年度から2020年度の11年間で売上成長率が第一位です。
それだけアイ工務店の家づくりがお客さんに受け入れられているといえます。
アイ工務店のカタログ資料
2022年6月版のアイ工務店のコンセプトブックです。
2022年11月にモデルハウス展示場へ見学に行ったときに営業の方からいただきました!
アイ工務店の最大の特徴は収納空間を創り出すアイデア
アイ工務店が選ばれる理由のひとつとして、魅力的な収納空間が挙げられます。
土地や建物の面積は限られますが、家の中のタテ(高さ)の空間を活用した、生活に役立つ収納の空間をつくるアイデアがあります。
収納空間とは?
押入れやウォークインクローゼットなど、家には収納がありますが、こうした最低限の物入れだけでなく、家の中でデッドスペースとなる階段の下や小屋裏を空間化したり、半地下収納、ハーフ収納と呼ばれる空間づくりも間取り検討段階からアイデアを提案してもらえます。
収納用の空間だから決して広い部屋ではありませんが、延床面積にカウントされずに家の中の空間(部屋)を増やせるものになるので、とても楽しく間取り決めができますよ。
ロフト収納
例えば2階の部屋で屋根下にあたる部分がデッドスペースになって無駄に天井が低くなってしまうよりも、室内の小屋裏2階としてロフトをつくることができます。
小屋裏収納
小屋裏収納は2階の屋根下にあたる部分を収納空間にします。普段あまり出し入れしないものや万一の災害時に備えた食糧等の備蓄置き場にもできますね。
ホームシアターシステムを設置して座ってくつろいだり、秘密基地のような空間としても楽しめますね!
半地下収納
2階に上がる階段があれば、その階段の下もデッドスペースになりがちですが半地下収納空間にすることも可能です。
半地下というのは0.5階とか、階段下収納と呼ばれたりします。
1階の床よりも更に収納空間の床面の高さを少し下げた空間にすることで階段下であってもある程度の高さを作り出すことができます。書斎コーナーにすることもできますし、ワインや調味料などパントリーにするなど、収納以外にも役立つ空間になります。
ハーフ吹抜
リビングを吹抜にしている場合が多いですが、ハーフ吹抜は天井の上の二階部分が活用できるよう絶妙の高さで吹抜にしてあります。
完全な吹抜じゃなくても天井が高くなることで開放感がアップし床面積以上のゆとりが生まれます。
スキップ収納
ハーフ吹抜にすることで有効活用ができる空間をつくることができます。
アイ工務店ではスキップ収納やスキップフロアと呼んでいて、天井高を1.4mまでに抑えた空間です。収納にも使えるし、秘密基地的なワクワクするような部屋としても活用できます。
天井高が1.4m以下なのと床面積も調整してもらえるので延床面積にカウントされず固定資産税の対象を避けることもできます。
ハーフ収納
1階にハーフ収納をつくることで1.5階への間取りをつくることが可能になります。
ハーフ収納は天井高を1.4m以下に抑えた空間で1階のリビング横につくることで来客時に不要なものをすぐに片付けることができたり、季節用品など生活に必要なものをたくさん収納しておけるので、いざ出し入れするときにラクです。
キッチンを中心とした動線の工夫
我が家のような子育て世代には喜ばれると思います。
買い物をして帰っきたときにすぐにキッチンやパントリーへ荷物を下ろしにいく近道になるし、子供は帰ったら土間で靴を脱いで手洗いをして中に入れるような玄関から台所やリビングに向けた通路が便利です。
アイ工務店が標準で採用する外壁材、屋根材、床材
外壁材、屋根材、床材ともに耐久性、性質の良いものが標準で採用されています。
標準仕様にすることで部材の仕入れコストを抑えた良心的な価格を実現しているようです。
外壁材
外壁材といえば塗壁、サイディング、タイルとありますが、標準はサイディングになります。
サイディングのメーカーの中でも2大とされるニチハ社とKmew社のグレードが高いものを使ってもらえます。今は住宅メーカーはほぼ、この2社から選定できるようです。
見た目重視で塗壁が好みのかたや、より強度のあるタイルにする方もいるそうですが、標準ではなくなると価格が追加になります。
塗壁だと汚れが目立ったり、ひび割れがあると部分補修しても跡が目立つことも。
外壁材についてアイ工務店の方と話した内容をこちらの記事にまとめていますのでご参考ください。
サイディングは従来はつなぎ目となるコーキング部分が目立ってちょっとカッコ悪い印象がありましたが、今はしゃくりがあって重ね合わせて外壁に設置していくとつなぎ目がほとんど見えないんですよね!
塗装も良いものを採用されているので長持ちするので、建てられているお客さんのほとんどがサイディングを選んでいるそうですよ。
屋根材
屋根材は陶器の瓦屋根が標準になります。
家のかたちによって平らな屋根になる場合はオプションで鉄板のガリバリウムを使うことも可能です。
オシャレな鉄板屋根をよく見かけますが、最近の瓦のカタチって平べったくて実際に建ってる家の屋根をみても瓦なのか見分けがつきづらくなってると思いませんか?
それに、瓦のほうが鉄板と比べると初期コストがかかるそうですが、瓦は性質上丈夫で長持ちするのでメンテナンスコストを考えると瓦にするのがオススメだそうですよ!
↑こちらの、アイ工務店の営業スタッフと屋根材について会話した内容でも触れていますが、瓦にすることで劣化しにくい塗装をしており、瓦自体が上部で長持ちするため、メンテナンス性も高いです。
床材
床材は合板に木目調の塩ビシートを貼り付けたものが標準になります。
床材といえば無垢の木が良いという方もいますね。無垢材には杉とかヒノキや松、固めのオーク材などいろいろあります。
大手ハウスメーカーの場合は無垢材が標準だったりしますが、アイ工務店では無垢材でもなく、少し前に主流になった突板でもなく、塩ビシートを貼った合板になります。
塩ビ貼りのフローリングは無垢材よりも突板フローリングよりも安いので、このこともアイ工務店の家が安く建てられる理由にもなっていると思います。
床材についてアイ工務店スタッフと話した内容もご参考ください^^
ただ安いからといって、塩ビが他より劣るのか?というとまったくそういうことではなく、以下に挙げるように良い点がたくさんあるので、よほど「無垢が良い!」という理由がなければ塩ビ貼りのフローリングで十分じゃないかなと私は感じています。
塩ビ貼りフローリングの特徴
- 合板仕様だから量産ができる
- 同じ理由で価格が安い
- 汚れても簡単に落とせるからメンテナンスが簡単
- 傷や汚れに強い
↑こちらに対して無垢材ですと、価格は当然高くなりますし、傷や汚れができると拭いてもなかなか落ちません。少し手がかかりますが、本物の木なのでヤスリでけずってしまえば綺麗に長く使えます。
アイ工務店が標準仕様で実現する【耐震性能】
アイ工務店では地盤への基礎づくりから木造構造の工法まで、家の耐震性能を高く、維持することを目標とした施工方法を標準にしています。
ベタ基礎
基礎は、土地の地盤の固さや建物の構造に応じて基礎づくりの方法が決められる場合があります。
アイ工務店では「やや軟弱な地盤である」ことを前提とした強固な基礎となる「ベタ基礎」を採用します。
ベタ基礎では鉄筋やコンクリートを多く使用するため非常に強固な地盤となり、建物を足元からしっかりと支えます。
一般的に地盤の固い場合に採用される「布基礎」よりもコスト面では高くなります。
家を面で支えるベタ基礎は耐久力のみならず腐食防止やシロアリ対策にもなります。
布基礎よりもコストが上がるとはいえ、これが標準仕様価格内で施工してもらえるのは嬉しいですね!
布基礎とベタ基礎の違い(メリット・デメリット)
基礎の種類 | メリット | デメリット |
布基礎 | ・施工費が安くすむ | ・地盤によって耐久性能が落ちる ・腐食しやすく害虫被害に弱い ・沈下しやすい |
ベタ基礎 | ・耐震・耐久性が高い ・床下の腐食に強い ・シロアリなど害虫被害に強い ・沈下が起こりにくい | ・施工費が高い |
5倍耐力壁
耐力壁は「たいりょくかべ」や「たいりょくへき」と読みます。
耐力壁は従来の筋交いをする在来工法(木造軸組)とツーバイフォーを組み合わせた工法です。(これをハイブリッド工法と呼んだりもするようです)
柱と梁(はり)の木組にパネルをはることで壁の強度を付けます。
5倍耐力壁は、国土交通省が認定する中で最高ランクの耐震性能があり、多くの住宅メーカーが採用しています。
構造用耐力面材を使用することで柱の数を減らしても強度が保たれることから、ツーバイフォー工法が自由な間取り設計ができない、というデメリットを解消します。
5倍耐力壁の構造上、壁の中に断熱材を入れにくくなるため気密性に影響がありますが、アイ工務店では硬質ウレタンフォームの吹付けを行うため壁の中の隅まで隙間なく断熱材を埋めていきます。
金物併用工法
柱と梁(はり)を固定する技術ですが、アイ工務店では金物併用工法を採用しています。
柱と梁の接合部分に「金物接合」と「プレカット仕口加工による接合」を行うことで家全体が大黒柱となるような地震の揺れに強い構造を形成します。
アイ工務店のようにしっかりと計画されていれば問題ありませんが、仮に、柱と梁との接合が多ければ梁を入れる仕口も多くなってしまい、その分、柱自体が細く弱くなってしまう可能性があります。
これだと本末転倒ですが、それが理由で耐震性能が落ちてしまうケースも考えられます。
剛床構造
名前のとおり、「かたく・つよい」床という意味から剛床(ごうしょう・ごうゆか)構造と読みます。
現在の住宅工法として主流となっています。
根太(ねだ)や火打ち梁を省き、厚みのある構造用パネルと梁を一体化した協力な構造により、地震や台風により水平に加わる力を分散させます。
また従来の根太工法よりも施工が簡単でムラなくスムーズに構築できることと、床の高さの調節が可能なことから、自由な間取り空間がつくれることもメリットです。
床の強さを表す「床倍率」という指標があり、剛床構造は最高ランク3になります。
剛床工法では構造用板の厚みが24mm以上となりますが、アイ工務店で使用されるのが28mmと分厚く、非常に強固です。
剛床構造のデメリットは、厚みのある合板の床下が空洞になるため、2階の床など場所によって下の階に音が響きやすくなることが挙げられます。
この点について、アイ工務店では床下へ防震吊木(ぼうしんつるぎ)を設置することで遮音措置をとっています。
接合金物
家は長年の地震の揺れ、台風などの自然災害に耐えていくことになります。
基礎から柱、梁を接合する部分が上下左右などに力が加わっていくことで徐々に傾いたり歪みが生じてしまいます。
こうした接合部分の緩みや歪みを防止するため、アイ工務店では接合金物を採用しています。
筋交い(すじかい)金物・羽子板(はごいた)ボルト・短冊(たんざく)金物
火打ち(ひうち)金物・柱接合金物・ホールダウン金物
接合部分をガッチリと固定し、強風や地震に長年耐えられる強い骨組みを確立しています。
耐震等級最高ランク(全棟、耐震・偏心率診断システム)
アイ工務店では、お客様と打合せしながら自由な間取り設計を行う中で、耐震等級の最高ランク「3」を目指します。
耐震等級の確認方法は、アイ工務店が専用の「耐震設計診断システム」を用いて全棟、確認をしています。
設計プランによっては最高等級にならない場合がありますが、専用システムから耐震等級を確認しながら間取り設計を見直しながら最高等級に近づけるなど打合せしながら決めていきます。
ここまで紹介したような耐震性能の強い構造を用いても、家全体のバランスが良くなければ実際には揺れや衝撃に弱い構造になる危険性がありシステムで確認することで回避・改善していきます。
専用システムでは、耐震強度のバランスを示す「偏心率」をはかることができ、この偏心率を小さくしていくことでバランスの取れた建物であるとして等級が評価されます。
偏心率とは?
家の重心と剛心の隔たりのねじり抵抗に対する割合を「偏心率」といいます。
・「重心」は、建物の平面形状の中心です。
・「剛心」は、耐力壁など、水平力に対抗する力の中心です。
アイ工務店が標準仕様で実現する【気密・断熱性能】
吹付発泡による硬質ウレタンフォーム断熱
家の気密性を高くするための方法として床、壁、天井の中などに断熱材を入れることで隙間をできるだけ無くしていきます。
アイ工務店が採用する断熱材は、約99%が空気の「吹付発泡による硬質ウレタンフォーム断熱」です。
吹き付けるとモコモコ!ボコボコ!と発泡し膨れていくので隅までびっしりと接着するので断熱性能が高いです。
スタッフの方が断熱材について説明してくれたときの会話を記事にしているので、よかったらこちらもご確認ください
(参考)アイ工務店による断熱性能の評価測定
検証1 夏の小屋裏
検証2 冬の浴室
しかも、ウレタンの性質上温度の変化や劣化による伸縮にも柔軟に対応するため断熱材自体の劣化が無く、長期にわたり快適な住環境を維持できます。
高性能断熱サッシと複層Low-Eガラス
家の壁に断熱材を設置しても、外気の熱や冷気を受ける1枚ガラスの窓やサッシでは外から室内へ熱が流れていきやすいため、暑さ寒さが部屋にたまりやすくなり、冷暖房の効率が悪くなります。
アイ工務店では窓の断熱対策としてサッシには「オール樹脂」と「窓側はアルミ、室内側に樹脂」を使った高性能断熱サッシを採用しています。
窓ガラスは2枚のガラスの間に特殊金属膜と中空構造をもつ複層Low-Eガラスを使用しているので、高い断熱効果が得られるので光熱費のコスト削減になります。
外気の影響をもろに受ける窓の部分もしっかり対策しているんですね!
透湿・遮熱シート
家の断熱対策として多くのハウスメーカーが壁・床・屋根裏への断熱材設置を徹底しています。
この中でも夏の日差しや冬の冷気を受けてため込みやすいのが屋根の部分になります。
屋根から受けた熱や冷気がじわじわと室内に放射されてしまうことでエアコンの効きが悪くなってくるため屋根裏対策が非常に重要になってきます。
アイ工務店ではこの対策として透湿・遮熱シートの設置を採用しています。
原材料にアルミを使用し特殊な加工を施したシートを屋根裏に設置することで屋根から受ける日差しや冷気を反射させることで熱を中にため込まない仕組みとなります。
遮熱効果のみならず、透湿の機能があり湿気を通すので屋根材のカビや腐りの原因も除外します。
アイ工務店が標準仕様で実現する【耐久性能・劣化対策】
アイ工務店の家づくりでは基礎固めから壁や柱の組み立てまで標準仕様で耐震・耐風・劣化対策の全てで住宅性能表示制度における最高等級相当を取得しています。
もしもの場合の大地震や強風への対策がしっかりと施されているので、安全かつ長年住んでも劣化しにくいマイホームを実現します。
ベタ基礎 & 防湿・防蟻シート
ベタ基礎は、砕石の上に防湿防蟻シートを敷き、その上に鉄筋を配してコンクリートを敷き詰めていきます。
沈下しにくいなど、耐久性能はもちろんですが、シロアリあ腐食、害虫被害にも強いです。
ベタ基礎は床下がコンクリートになるので地面がむき出しになることがありませんし、不同沈下を起こる心配もありません。
不同沈下・・・基礎が地面に食い込み、構造物が部分的に傾いて沈下を起こしてしまうこと
ベタ基礎にすることでコンクリートによって地面の露出が無くなりますが、地面から出る水蒸気による湿気も、この基礎と防湿・防蟻シートの二重の対策によって、カビや腐食から防止します。
シロアリ対策として一般的に殺虫剤を散布しますが、アイ工務店ではベタ基礎とシートの二重対策ができていることから殺虫剤の散布を行いません。
効果的な対策によって環境や人にも優しいですね。
全周換気工法
床下の換気方法として全周換気工法が標準になります。
全周床下換気工法と呼ばれたりもします。
基礎と土台の間に専用の基礎パッキンを設置して、その隙間から全周通気する工法です。
文字通り全方向での換気が可能なので、風の通りも良くなり、基礎まわりのよどみがなくなります。
棟、屋根裏、壁内、床下までくまなく換気してくれるので湿気による劣化の心配もないですね!
壁体内換気
高気密であるが故に、湿気の対策が重要になります。
アイエ務店が採用する「壁体内換気」は壁内に透湿防水シートを貼り、通気層を設けて壁内側の結露・劣化を防ぐ方法です。
壁の内部結露がシロアリ発生の原因になるのでしっかり対策しておきたいですよね!
鋼製束
「コウセイヅカ」と読みます。
鋼製束は建物の床を支えるための束です。
鋼製なので耐久性に優れており、湿気はもちろんシロアリにも強いです。
従来の木製の床束では腐食することがありましたがその心配もありません。
アイ工務店が標準仕様で実現する【住環境の快適さ・住みやすさ】
熱交換型24時間セントラル換気システム
家の中の空気と外の空気を入れ替える換気システムは家のホコリの混じった空気を外に出し、外の空気を花粉や粉じんをフィルターで取り除いてクリーンな状態にして中に入れ込みます。
外の空気を入れ込む際に室内の空気を交差させることでキレイになった外の空気は室内温度に近い状態で中に入ってくるので家中の温度を下げることなく換気することができます。
第一種換気システムと呼ばれるもので、多くの住宅メーカーが取り入れているものですが、これも標準装備なのが嬉しい点です。
窓ガラス・サッシ 結露防止・騒音防止・紫外線カット
先に説明した高性能断熱サッシと複層ガラスを設置することによって高い断熱効果があるほかに、紫外線を約76%カットします。
また、結露も予防してくれます。窓ガラスは遮音性能もあるので騒音も防止します。
シックハウス対策
JIS・JASで最高水準のF☆☆☆☆(エフフォースター)建材を標準で採用していることで、新築ならではの「鼻水が出る」、「せきが出る」、「目がチカチカする」といったシックハウス症候群の原因となるものを断ち防ぐなど安全性にも考慮されています。
ユニバーサルデザイン
家での生活がより便利になるよう、収納空間や動線の提案もありますが、通路の幅を広くとったり、段差を無くしたバリアフリー、手すりの設置等、誰にとってもわかりやすく、簡単で使いやすい「ユニバーサルデザイン」を基本として提案してもらえます。
防震吊木
防震吊木(ぼうしんつるぎ)は2階を歩いたときなどに床から下の階に伝わる振動を分散させるための技術と施工になります。
特にアイ工務店の収納空間など間取りの工夫を実現するために厚みのある板をつかって高さを調整したりするので、随時所にこの防震吊木を設置することで家の中のプライバシーを確保する仕組みをとっています。
こうした最低限のプライバシーが確保できるのも、住みやすさがグッと増しますね!
全周換気工法
全周換気工法によって床下の防湿対策もばっちりですし、屋根裏から家全体の壁内まで常時しっかり換気がされる構造になるので放っておいても家中きれいな空気が循環するのは快適ですね。
アイ工務店が標準仕様で実現する【引き渡し後のアフターメンテナンス】
標準で省令準耐火構造なので火災に強い
アイ工務店は木造住宅ですが、ある程度の厚みのある板や構造を使っていることにより、いったん燃えても表面が焦げて炭化層を形成することで木の内部まで延焼しにくくなります。
火災とあっても燃えにくいため、もしもの場合に、消化や退避する時間をかせぎます。
家の木造構造以外に、外壁や屋根材も不燃材料に認定された資材を採用しており地震や台風だけでなく火災にも強いのです。
火災保険料が半額になる
木造の耐火性が高いため、なんと、鉄筋構造の家と同等の保証が受けられます。
省令準耐火仕様の建物となるため、火災保険料が約半額になります。
アフターサポート(「20年間」初期保証)
長期保証制度として住宅の構造体、防水、防蟻にについては引き渡しから20年間が初期保証になります。
メンテナンスフリーの初期保証は10年で組まれているハウスメーカーも多い中、20年間の保証は安心ですね。
長く快適に住んでもらうための家づくりがされていることの裏付けともなります。
初期保証期間が終わっても別途延長も可能です。
有償点検により必要と判断された耐久工事を行うことで、継続的な保証延長が可能になります。
住宅設備機器保証(10年間の安心サポート)
各種設備については以下の8品目が10年間の保証対象になります。
・システムキッチン
・システムバス
・洗面化粧台
・トイレ
・給湯器
・インターホン
・24時間換気システム
・食器洗い機
家具や家の設備機器は数年で故障したりすることがあるので、うれしいサービスです!
メーカーの保証書に記載されている内容、及び規定内容に基づいて無償で修理してもらえるものになるので物理的な破損等は含まれず、主に通電部の故障が対象になるようです。
地盤保証システム(引き渡し日から20年間、最大5000万円まで保証)
地盤の保証システムがあり、不同沈下による建物の損害に対する現状復帰のための補修費用、並びに補修期間中の仮住居費用等が20年間受けられます。
保証金額は最大5000万円までとあり、これももしものことを考えると安心ですね。
安心サポート 24時間365日専用ダイヤルで受付
住宅設備の不具合については修正専用ダイヤルが用意されており、無期限で24時間365日、問い合わせや相談が可能です。
もしものとき、いつでも電話で相談できる窓口があるというのは心強いですね。
以上になります
まとめ
今回はアイ工務店の特徴や性能面等についてまとめた内容をお伝えしました。
ローコスト住宅でありながら、大手に引けを取らない住宅性能を実現しており、これから新築を検討されている方へおすすめできるハウスメーカーだと思います。
実際にどんな家にするかは住宅メーカーと話しながら決めるのが良いですが、初めから一社に絞ってしまうと家の見た目、機能面や性能において自分にとって最適なものは何かがわからないまま、契約してしまう例があります。
できれば3社以上は興味のあるハウスメーカーから提案をもらったり見積もりをしてもらってから検討されるべきです。
私のように何もわからず、住宅展示場へ行って直接聞いて回ることもできますが、かなり時間と体力が必要になります。。。
なかなか家族で時間をつくって行くのも大変だと思いますし、営業をかけられないか、ちょっと怖いな、、、、と思われる場合もあると思います。
もしそんなふうに「少し不安だな・・・」と思われている方は、次に読み進めていってもらえたらと思います。
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